2008年01月18日

若者のクルマ離れとかね

一口に若者といっても定義があいまいですよね。
でも、20代を中心に30代前半の年齢層は自動車を「買う」という
消費行動に消極的であるとする調査結果があるんだそうです。
別に年齢層で区切ることなく、自動車を「買う」ことに興味を示さない人って
いたんですけどそれが増えているんだと思います。
私の周りにも親のクルマがあればそれで事足りてる人や、
そもそも電車で十分という人もいます。

私も自動車を「買う」ことは本当は好きでは有りません。
「持つ」事、「持ち続ける」事の方が「買う」事より好きでした。
・・・まま、そんな事は瑣末な話さ・・・

これまでは自動車産業としては無視しても問題の無い割合で
しか存在しなかったクルマを買わない人の数が無視できない数になった訳です。
この買わない人たちに買ってもらおうっていうのはたぶん無理な話。

欲しいのはクルマを持たなくても持っているのと同じ便利な生活。
つまり、保管場所(駐車場)や税金、保険という不便な局面の負担を
負わずして便利な部分だけ享受したいという人が一定の割合でいると思います。
また、それを提供するサービス(カーシェアリングなど)も
一部で始まっているそうです。
虫のいい話だと、私みたいな「持ち続ける」為の負担を受容している者は
思ってしまいますがたぶんこれが現実。

でもそのうち、サービス需要の極大期(夏休みや週末などの繁忙期)
にサービスを利用できる人と出来ない人が出てくるでしょう。

カーシェアリングの市場が大きくなれば、シェアリング専用車両や
専用車載端末(ナビとかETCとか)の成長も見込めます。
いつ乗っても同じ手順でナビの目的地が設定できたり、
シェアリングの会員カードにナビの検索履歴や目的地登録が
保存されていたり、WEB上で事前に自宅で構築しておいたルートを
ダウンロードする仕組みなんかも出てくるかもしれません。

また、カーシェアリングサービスの貸し出し台数を調整することで
路上を通行する車両数のコントロールまで出来ちゃうかもしれません。

ポジティブに考えると意外と楽しいですね。シェアリング。
ただ、私のクルマの利用条件に「荷物の積み置き可」が絶対条件
なので「持つ」という以外の選択肢は無いのです。
posted by とよしん at 11:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | クルマ
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