
予定の行動ルートはこの通り、上信越自動車道にて佐久へ向かい、出来たての中部横断自動車道に佐久臼田まで乗り継ぎ、臼田宇宙空間観測所(通称うすださん)を見学、中央道まで高原を抜けるルートを楽しみ、途中で野辺山の国立天文台の宇宙電波観測所もお邪魔する予定です。
Google検索でのルート作成とは違う道をカーナビが案内するのでそちらに従ったところ、途中未舗装の雑草に埋もれた道を案内されてしまいました。ラシーンだったらまぁ、歓喜してジャリジャリ走ってたんですけどね。ここは慎重にソロソロと進み、再び舗装路に出た時はホッとしました。
直径64メートルのアンテナが見てきたところで、思わずオオー!と盛り上がります。
見学の時間前に到着しました。先に到着していた方もいました。
ここで注意情報、夏場はとても自然豊かな場所なので、アブが沢山飛んでます。虫が苦手な人は気をつけて!
銘板です。
英語だと「深宇宙」のキーワードが入ってるので、日本語名称にも「深宇宙」を入れて欲しかったかな。カッコイイから。
見学できるのは入り口側の半周分だけです。
たまたま、見学範囲内で正面を見学出来たのは幸運。
フリードを写真に一緒に納めたら比較になるかと工夫してみましたが、上手くいきません。
撮影ポイントと同じ距離にしないと比較出来ないものね。
受付の担当者の人の説明では、今日は一日、はやぶさ2との通信に使われているのだそうです。
つまりこのアンテナの向いた先にはやぶさ2がいるんですね。
自然に関しては、アブもそうですが、敷地内にはこんな野草も…
MV(ミューファイブ)に
イプシロン
H2B
いろいろ模型、縮尺バラバラ
はやぶさ2、写り込みは気にしないで
すぐ近くの佐久平に後継のアンテナが建設中です。
そちらの直径は54mだそうなので、64mを見るのは今のうちに!
あとはお蕎麦を食べて
乳製品を堪能して
次なるパラボラポイント、国立天文台野辺山宇宙電波観測所です。
こちらは通信ではなく、天体からの電波を観測する電波望遠鏡です。
ミリ波干渉計のパラボラの群れ!
奥には45m電波望遠鏡
ここは高校の天体観測合宿で冬に見にきたことがあります。
かれこれ30年ぶりです。
45m電波望遠鏡はお休み中。
パラボラの一番安定する状態はこの真上に向けておく状態なんだそうです。
さすがにサビが浮いてきていますね。
帰り際に、お土産を買いに道の駅に立ち寄りました。
はやぶさ2がリュウグウにたどり着いたということもあって、しばらくはまた、宇宙が話題になることも増えるかと思いますが、はやぶさ2と通信する施設はこんなかんじで、規模の大きさと必要な立地からなかなか気軽に見に行ける所ではないですね。でも、パラボラ、カッコいいよ。